みんなで通報しよう！RMTギル生産業者探索マップ　野草栽培業者まとめ

すでに１年以上にも渡って『公式ＲＭＴ（リアルマネートレード）』と揶揄されている野草栽培。
『ちょっとした作業で安定したギルを引き出せてキャラを増やせば増やすほど利益が大きい』という
本来意図しているはずのゲームデザインとは違った形でのその『作業』は
2009/4/9のバージョンアップでもなぜか修正される事はなく
このゲームにおけるインフレーションの原因のひとつとなっています。
多くの一般プレイヤーが行っていることでも知られていますが、
果たしてＲＭＴ業者はこの『野草栽培』を行っているのでしょうか。

野草栽培とは

アトルガン白門にいるＮＰＣ「Khaf Jhifanm」から＠３２０ギルで無限に購入できる
【謎の野草の種】を、ゲーム内の生産活動のひとつである『栽培』で育てます。
１キャラにつき１０鉢分の野草を育てる事ができ、５日後に収穫できた野草を
ＮＰＣに売却することで平均２００００ギル程度の収入になると言われています。
当然ながら１６キャラで栽培すれば、その１６倍である３２万ギルを
ＮＰＣへの売却だけで得ることができるのです。
３０日ならばその６倍である１９２万ギルの収入となります。
１アカウントに登録できるキャラクター数は最大１６キャラであり、その月額は２８００円程度。
現在のギルの相場は「１０万ギル＝４００円」程度と言われており、
１アカウントの野草栽培で得られる利益は月５０００円前後となります。
１０アカウントならば５万円、１００アカウントならば５０万円です。
ＲＭＴ業者が課金を行っていても決して赤字にはならないのです。
そしてたったの５０００円でも、某国の国民にしてみればとんでもない大金なのです。

まったく同名の栽培業者が複数のサーバにまたがって活動をしています。

これは「野草栽培は一般プレイヤーがこづかい稼ぎでしているだけではない」ということを示しています。

フリートライアルとの関連性

ファイナルファンタジー１１（FINAL FANTASY XI）ではフリートライアルという
１４日間完全に無料で遊べるお試しプレイサービスが提供されています。
このアカウントには最大で３キャラクター登録できるため、
無料プレー期間中に推定「２００００ギルｘ３ｘ２回＝１２万ギル」を引き出すことができます。
しかしＲＭＴ業者はフリートライアルアカウントを使用して栽培を行っているのでしょうか。

野草栽培代行業者は実在するのか

ＦＦ１１にはレベルあげ代行業者やアイテム取り代行業者など様々な業者がいます。
普通のプレイヤーが野草栽培用にアカウントを購入し、
それを育成代行等で育てている可能性は果たしてあるのでしょうか。

某ネットオークションにて販売されている栽培専用アカウント。

ネットオークション等では栽培代行の労力も商品として販売されているようです。

この広範囲な育成代行作業で現金を得ている人物は日本人であると述べています。
日本人の中に野草の栽培代行で現金を得ているひとがいるのならば、
当然ながら多くのＲＭＴ業者を有するといわれている某国民が
さらに大規模な栽培代行を行っている可能性も十分にありえるのです。

なぜバストゥーク鉱山区なのか

多くの栽培業者は主に【バストゥーク鉱山区】を拠点に活動しています。
モグハウスから出てすぐの場所に野草売却用のＮＰＣがいることと
競売及び宅配が近いことが理由であると推測されます。

どんどん湧き続けるシリーズ物からひたすら野草を回収し続ける不審なキャラクター。

モグハウスのすぐそばにいる売却用ＮＰＣには常に野草栽培業者が群がっている。

中には野草栽培キャラとＰＴを組んで「モグハウス招待」を受けてモグハウス内部で野草の回収を行う業者も。
モグハウス前のＮＰＣをタゲって「フッ」と消えるのはこのタイプの業者です。

【謎の野草の種】を購入するためだけにアトルガンに送り込まれた業者の履歴も。

野草回収専用のキャラは鞄の拡張まで行っています。
果たしてどれだけ大量の野草を栽培しているのでしょうか。

栽培用のキャラクターの名前は乱打系でもそれほど長くはありません。
最初の数文字が同じで最後の部分だけ「a,aa～z,zz」で管理していたり、
中には名前の真ん中の部分を書き換えているシリーズ物も。
しかし同じ系統の名前がどんどん湧いては消えていくので簡単に特定できます。
そしてそれは、毎日休むことなく続いているのです。

「/sea BastokMine rank 1 level 1」

とこれだけで、どれだけ異常な状況となっているのかが判ると思います。

なぜ修正されないのか

野草栽培を行っているＲＭＴ業者のキャラの数は、一説によると
１つのサーバにつき１０００とも２０００ともそれ以上とも言われています。
つまり、野草の売却価格を修正しないだけでどんどん企業利益となるのです。
たったの１日で終わる課金シナリオの宣伝で「クリアに２週間～２ヶ月かかります」と言うような企業です。
そこにはもはや世界観も倫理もなく、金を取ることだけが全てなのです。

野草栽培を実際にやってみた記事（2009/04/22）
http://blogs.yahoo.co.jp/gilgametal/38288355.html